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内装工事の基礎知識|工事の種類・手順・費用相場を分かりやすく解説

2022年03月31日

「内装工事」とは、建物内部の装飾や設備を整える工事のことです。
ひと口に内装工事といっても、「天井仕上げ工事」「床仕上げ工事」「インテリア工事」など、実はさまざまな種類があります。

みなさんの中には、内装工事の内容やどんな種類の工事があるのかを知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、内装工事の基礎知識、内装工事の種類、内装工事の手順について、分かりやすく解説します。

この記事でご紹介するポイントを押さえておくと、内装工事を依頼する際に役立つでしょう。

内装工事の基礎知識|工事の種類・手順・費用相場を分かりやすく解説

内装工事の基礎知識

「内装工事」とは、建物の骨組み(躯体)が完成した後に行われる、床・壁・天井などの仕上げ工事のことです。
具体的な作業内容には、以下のようなものがあります。

・床・壁・天井の仕上げ工事
・間仕切り壁の設置
・クロスの張り付け
・建具の取り付け
・家具の搬入・組立

店舗の内装工事の場合は、上記の作業以外にも水道・ガス・電気などの設置工事を行う必要があり、工事内容は多岐に渡ります。

内装工事の種類

内装工事には多種多様な工事が含まれます。
ここでは、各種類の内装工事をご紹介します。

インテリア工事

「インテリア」というと、一般的には室内装飾(カーテンやカーペットなど)がイメージされるかもしれませんが、内装工事におけるインテリアには、家具・クロス・床材・照明・ドア・キッチンなど、幅広い設備・器具が含まれます。

特に、接客業など店舗の内装工事の場合は、訪れたお客様に満足いただけるように、室内を美しく飾るだけでなく、居心地の良い快適な空間を作ることが重要です。

天井仕上げ工事

天井材には「天井下地材」と「天井仕上げ材」の2種類があり、一般住宅用・ビル用など設置する建物に応じて、さまざまなものがあります。
一般的な天井仕上げ工事では、軽量鉄骨造や木造の下地材に石膏ボードを張り付け、その上に仕上げを行っていきます。

仕上げでは、塗装・クロス・パネル・化粧板など、建物に合わせてさまざまな素材を選ぶことが可能です。

壁張り工事

壁張り工事は、壁の下地にクロスやタイルなどを張り付ける作業です。
下地に応じてさまざまな工法があり、一般的には天井仕上げ工事と同じく、直張り工法が採用されることが多いです。

断熱材などを入れる空間が必要な場合は、「胴縁工法」を選択します。
「胴縁」とは、壁の下地に内装材を張り付けるための水平材のことをいいます。

間仕切り工事

間仕切り工事は、部屋を仕切る間仕切り壁を設置する工事です。
間仕切り壁は、スチール・アルミ・ガラスを素材とするパーティションやLGSの下地にボードを張り付けたものが採用されます。

床仕上げ工事

床仕上げ工事とは、フローリング・カーペット・クッションフロア・タイルなどの床仕上げ材を取り付ける工事です。
床仕上げ工事の工法には、「根太工法」と「直張り工法」の2種類があります。

根太工法・・・根太を組み、下地材から床面を離す工法
直張り工法・・・下地材に直接床仕上げ材を張る工法

戸建て住宅では、根太工法が用いられることが多く、店舗やオフィスでは直張り工法が採用されることが多いです。

建具工事

建具工事とは、工作物に木製または金属製の建具を取り付ける工事です。
具体的には、ドア・引き戸・ふすま・障子・サッシ・自動ドアなどを取り付けます。

家具工事

家具工事とは、工場で作られた家具を建物に搬入・組立・設置する工事のことです。
現場のサイズに合わせて、家具を製作し設置する場合もあります。

現場で家具を製作する場合はコストが抑えられますが、出来ばえが職人の技量に左右されるというリスクがあるため、注意が必要です。

内装工事の手順

内装工事を依頼する場合は、次のような手順で進行します。
工事の完了・引き渡しまでにかかる期間は、1~2か月ほどです。

①業者を選定する

内装工事を行う場合、最初に設計会社に依頼し、そこからさらに施工業者に依頼するというパターンがあります。
この方法では、設計会社と施工業者の2社が関係するため、費用と時間が余計にかかってしまいます。

従って、デザインに余程のこだわりがあるという場合を除き、設計と施工の両方を行ってくれる業者に依頼するのが合理的です。
内装業者には、設計士やデザイナーが所属しており、施工例をウェブサイトで公開している場合も多いため、チェックしておきましょう。

リストアップしたいくつかの業者に、レイアウトと見積書を作成してもらい、最終的に1社に絞り込んでいきます。

②業者と契約する

次に選定した業者と契約を結びます。
契約書には決まった書式はないため、多くの場合は業者側が用意した契約書にサインするという形になります。
サインする前に、契約書の内容をしっかり確認することが大切です。

本工事の内容はもちろんのこと、追加工事・別途工事・工事費の支払日・アフターフォローの内容・保証期間などについて、細かくチェックしておきましょう。

➂内装工事の施工と引き渡し

契約を交わしたら、内装工事が開始します。
施工期間中には、業者から渡された工程表通りに工事が進んでいるかをチェックしましょう。
問題なく工事が完了したら、書類にサインして引き渡し完了です。

内装工事の費用相場

内装工事の坪単位の費用相場は30~50万円ほどですが、店舗の場合は業種や物件の種類によって異なってきます。

店舗向けの物件には、内装や設備が何もない状態の「スケルトン物件」と、以前のテナントの内装や設備が残っている「居抜き物件」の2種類があります。

一般的には、居抜き物件よりもスケルトン物件の方が、坪単価が高いといえるでしょう。

まとめ

以上、内装工事の種類についてご紹介しました。
内装工事には、多種多様なものがあることがお分かりいただけたかと思います。

内装工事を依頼する際には、契約書を交わす段階で「どのような工事が行われるのか」を細かく確認し、施工期間中は工程表通りに作業が行われているかを定期的にモニターすることが大切です。

その際には、この記事でご紹介した知識をぜひお役立てください。

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