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石膏ボードとはどんな建材?種類やメリット・デメリットを解説

2023年04月30日

「石膏ボードとはどんな建材なのかを知りたい」
「石膏ボードを使うメリットやデメリットを知りたい」
上記のように考える方は、今回の記事をご覧ください。

本記事では、石膏ボードとは何かを詳しく解説しています。
また、メリットやデメリットについても紹介しています。
壁や天井の建材として、石膏ボードを選ぶかどうかの参考にしてください。

石膏ボードとはどんな建材?種類やメリット・デメリットを解説

石膏ボードとは?石膏を芯にした板状の建材

石膏ボードとは、石膏を芯にして両面・側面をボード専用の原紙で包んだ板の名称です。

天然資源である二水石膏と水を混ぜ合わせて作成されます。
焼石膏に水を混ぜたどろどろの原液を板状の型に流し込む方法が、現在では主流となっています。

プラスターボードとは別物と思われがちですが、素材自体は全く同じものです。
プラスターボード=石膏ボードだと考えて、差し支えありません。

石膏ボードは、建設現場で住宅の内装に使われています。
ビルや商業施設などの大型施設はもちろん、住居の内装に使われるケースも増加しています。

石膏ボードの種類とは?

石膏ボードの種類は、以下の通りです。

普通品 石膏を芯材にして作られた一般的なもの。

壁や天井の下地材に使われる。

硬質品 石膏ボードより硬度が高く、曲げにも強い。

間仕切りや通路など耐久性が求められる壁に用いられる。

シージング品 防水加工がしてあるため、水に強い。

キッチンや洗面所などに使われる

強化品 補強するためにガラス繊維などを加えたボード。

耐火・耐衝撃性能を高めたい場所に使われる

構造用 耐震性能を高めた石膏ボード
石膏ラス 石膏プラスター塗装の下地にするためのボード
化粧ボード 化粧加工のための塗装・加工された石膏ボード。

仕上げ材に使用されることが多い

上記の石膏ボードのほかに、調質機能を備えたものや一切燃えないよう加工されたものもあります。

石膏ボードのメリット・デメリットとは?

石膏ボードのメリット・デメリットを紹介します。
メリット・デメリットの両方を知り、採用するかどうか決めましょう。

メリットを解説

石膏ボードのメリットは、以下の3つです。

・費用が安く施工もしやすい
・なかなか燃えず耐火性に優れる
・遮音性に優れる

住宅建材としては非常に安く入手できるうえ、耐火性に優れ火事の被害を少なくできるのが石膏ボードの魅力です。

複数枚を重ね張りしたり、分厚いものを使用したりして機能を高めやすい点もメリットといえるでしょう。

特殊な工具を使わなくても、カッターなどで加工できるため扱いも簡単です。
そのため、気軽に使える優秀な建材として人気を博しています。

デメリットを解説

石膏ボードのデメリットは、以下の通りです。

・衝突に弱くすぐ穴が開きやすい
・湿気に弱い
・釘やネジの固定に専用金具が必要

壁に加工する際は専用のアンカーを使う必要があるため、石膏ボードを使ったDIYは難しいでしょう。
ネジなどの先が鋭いものを使うと石膏が崩れてしまうリスクもあります。
そのため、壁に物を固定したり、フックを付けたりするのは困難といえます。

さらに、キッチンや脱衣所などに石膏ボードを施工する際は、特殊な加工をしたものに限られる点もデメリットです。

石膏ボードを使う際の注意点とは?

石膏ボードを使う際の注意点を解説します。
注意点をしっかり抑え、壁や天井施工に関する理解を深めましょう。

1.専用の金具を使用する

石膏ボードに金具を取り付ける際には、釘やネジを使用できません。
石膏には鋭いものや衝撃に弱い性質があるからです。

ネジなどの市販金具を使用すると、一切固定ができず石膏が崩れるだけになってしまいます。
そのため、石膏用のボード金具である「ボードアンカー」を購入する必要があります。

製品を使用する際には、壁の強度や厚さ、アンカーそのものの対価重量を必ず確認してください。

2.重量物を壁にかけるときは強度を高める必要がある

アンカーを使用したとしても、壁の強度が低い場合には施工ができない問題が発生します。
壁の強度に不安がある場合には、石膏ボードそのものを強化しましょう。

壁の強度を高めるには、下地を追加する必要があります。
追加・補強工事をしたうえで、下地に当たる間柱に至るまでしっかりとネジを打ち込んでください。

施工をきちんと行えば、テレビなどの重量物も固定できるようになるでしょう。

3.天井は薄いもの・壁には厚いものを使用する

天井に使う石膏ボードには、分厚いものを使わないように気をつけてください。
いわゆる化粧と呼ばれる薄いものが、天井の施工に適しています。

壁には防音性・耐火性の高い分厚いものを使用するのが一般的です。
間仕切りなどには、特に強度の高いものを使用するのが多い傾向にあります。

それぞれの場所に適した石膏ボードを使用し、施工をうまく進めましょう。

石膏ボードが使われているかを見分ける方法とは?

壁に画びょうなどを刺すだけで、クロス張りした石膏ボードは簡単に見分けられます。
石膏ボードである場合、画びょうに白い粉がついてくるからです。

この際、一切粉が付いてこないが画びょうが刺さる場合は木製壁です。
画びょうが刺さらない場合は、コンクリート壁で間違いありません。

壁を軽く叩いて響くような軽い音が聞こえる場合も、中身が石膏ボードの可能性が高いといえるでしょう。
中身が詰まった鈍い音がする場合には、高い確率でコンクリート壁が使われています。

まとめ

石膏ボードは、火災に強く安価なため人気のある建材です。
防音性も高いため、壁や天井などに多く用いられます。
機能を特化させた製品も多いため、さまざまな場所に使用可能な点も魅力でしょう。

壁や天井に石膏ボードの施工を行い、室内をきれいに生まれ変わらせてはいかがでしょうか?
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