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diyで床暖房は設置できる?設置する方法やポイントを紹介

2024年02月15日

床暖房は足元から身体を温めてくれる冬の心強い暖房器具の1つです。
寒さが厳しくなると、床暖房の検討をされた経験のある方も多いのではないでしょうか。

床暖房を設置する際に気になるのは、コストと最適な床暖房の選び方です。
実は、床暖房はdiyでも設置できます。
diyで、節約と冬の寒さ対策の両立が可能です。

今回は、床暖房の基礎知識や床暖房のdiyについて紹介します。

diyで床暖房は設置できる?設置する方法やポイントを紹介

床暖房の種類は温水式と電気式の2種類

床暖房には、温水式と電気式の2つのタイプがあります。
それぞれどのような特徴があるかについて解説していきましょう。

温水式床暖房

温水式床暖房は床下にパイプを通し、中にガスや電気、大気熱などで温水を流し床を温めるタイプです。

ガスや電気で水を温めるため、ランニングコストを比較的抑えられます。
じんわりと室内を暖められ、断熱効果も優れています。
床下に配管設備を導入する必要があるため施工日数が長くなり、費用も高くなりがちです。

電気式床暖房

電気式床暖房は、床下に電熱線が組み込まれたパネルを設置して床を温めるタイプです。

床下に、電熱線を組み込んだパネルを設置するだけの単純な施工のため、リフォームをしても早ければ1日で導入できます。
電気式の床暖房の方が、あとから取り入れる際にはハードルが低いでしょう。

床暖房の設置方法は直貼りと張り替えの2種類

床暖房を設置する方法には「直貼り」と「張り替え」の2つの種類があります。
それぞれのメリット・デメリットについて紹介していきます。

直貼り

直貼りとは、もともとある床に床暖房パネルを重ねて貼りつける方法です。
床を張り替える必要がないため、費用を安く抑えられ、施工も1日から2日程度で完了します。
できるだけ早く床暖房を取り入れたい場合は、直貼りを選ぶとよいでしょう。
注意点は、床を重ねる形になるため段差が生じることです。
小さなお子様やご高齢の方と同居している場合は段差に注意しましょう。

張り替え

張り替えとは、もともとある床を剥がして床暖房設備へ交換する方法です。
いったん床をすべて剥がすため、工事の規模が大きくなり施工日数・費用どちらも直貼りに比べると高くなってしまいます。

床暖房はdiyで設置が可能

床暖房はdiyが可能です。
床暖房をdiyする場合、床の下地板の上に断熱材を施工する必要があります。
断熱材を施工しなければ、下地板が床暖房の熱の影響を受けてしまうためです。

断熱材の施工が完了すれば、床暖房用のパネルを設置しなくてはなりません。
床暖房用のパネルは、温水式・電気式どちらもありますので自分がどちらのタイプの床暖房にしたいかで選ぶとよいでしょう。

温水式の床暖房にする場合は、パネルを貼るだけではなく配管も同時に設置する必要があるため、注意が必要です。
床暖房用のフローリング材は、ホームセンターなどで購入可能です。

床暖房のリフォーム費用の相場とは

床暖房をリフォームで取り付けた場合の費用の目安は以下の通りです。

温水式床暖房 35万円~100万円程度
電気式床暖房 30万円~80万円程度

費用相場としては、温水式床暖房の方が配管工事などの工事が追加で必要になるため高額になりがちです。
また、床暖房専用のヒートポンプを設置する場合は別途20万円~100万円程度の追加費用がかかります。

さらに、床暖房をdiyで設置する場合の費用の目安は以下の通りです。

温水式床暖房 材料費:35万円~100万円程度

ヒートポンプの設置:20万円~100万円程度

電気式床暖房 材料費:30万円~80万円程度

diyの場合でもリフォームとかかる費用相場は変わりない場合が多いようです。
diyであれば工賃や人件費がかからない分、費用は抑えられるため、その点が判断材料となるでしょう。

床暖房設置時の3つのポイント

床暖房を設置する際、気をつけるべきポイントが3つあります。

・インテリアや家具の配置
・段差解消の方法の検討
・別途断熱リフォームの検討

それぞれについて解説していきます。

インテリアや家具の配置

リフォームで新たに床暖房を取り入れた場合、今まで使用していた家具などを使用できなくなる可能性がある点に注意しましょう。

床暖房の上に放熱性を妨げる物を長期間置いておくと、ひび割れや変色のリスクがあります。
床暖房へのリフォーム後は、床暖房専用のカーペットを選んだり、家具は脚付きを選んだりするなどの配慮が必要です。

段差解消方法の検討

段差が生じた場合は、調整材を入れ緩やかな傾斜を設けたり段差部分にクッション材を設けたりするなどで対処可能です。

別途断熱リフォームの検討

暖房時の熱は窓や床下から逃げていくといわれており、温かさを保つためには窓や壁などにも一定の断熱性能が要求されます。

築年数が経過しており断熱性能が不十分な住宅の場合、床暖房のリフォームだけでは十分な暖かさを実感しにくい可能性がある点に注意しましょう。
床暖房のリフォームを実施する際は、家全体の断熱性能も合わせて検討しましょう。

まとめ

床暖房を冬の寒さ対策として検討した経験のある方は少なくないでしょう。
床暖房を検討する際、検討材料の1つとして設置費用があります。
床暖房をdiyで設置できれば設置費用を節約できます。

ただ床暖房のdiyはかなり大掛かりになる点に注意が必要です。

弊社は、経験豊富で技術力の高いスタッフが在籍しており、さまざまなご要望に対応可能です。
無料相談は随時対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

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